はり灸と起立性調節障害

2018年6月25日 治療

当院で、起立性調節障害診断されて悩まれている方が来院されました。

高校生の子で症状が出始めたのは、小学生の頃で、だんだんと朝起れなくなくなってきてしまい、特に中学2年生の頃からが酷くなり、朝起れなくなり、夜は布団に入るが寝付けなくなり、夜も途中1、2回は起きてしますとの事です。また午前中はフラフラしたような感覚があり午後には大丈夫になると言われていました。

 

まず起立性調整障害とは何でしょう?

 

起立性調整障害は、自律神経失調症の一種で、生活リズムが乱れているようにみえます。

発症年齢:小学校高学年から高校生位まで(10歳から16歳くらい)

発症頻度は:頻度の高いく日本の小学生では全体の約5%、中学生では約10%、男女比はおよそ1:2で女子の方が多くなっています。

 

また1日の体のリズムは、日中は交感神経が高まり、夜は副交感神経が高くなります。その自律神経の働きに狂いが生じることで、様々な症状が現れます。本来では、朝になると交感神経が高くなり体が活発になり動けるようになります。しかし、朝から交感神経が活発にならないことにより、自律神経の働きにずれが生じ、遅れて交感神経が高まるので、午後から活発になり夜ではその活発になる時間がずれてしまっているので、本来副交感神経が活発になり切れずに寝付けなかったりしてしまい。朝起れない症状につながってきます。

 

自律神経の症状はWHO(世界保健機構)でも鍼灸治療が適応だと認めています。

神経系の症状だと言われたら鍼灸も一つの方法として考えてみるのもいいかもしれません。