寝違え
寝違えって何?
寝違えとはよく耳にする事もあるかと思います。実際寝違えとはどんなことなのでしょうか?
寝違えとは、寝ている間に首から肩にかけて過度の負担がかかる体勢を取ってしまうことで、眠っていて目覚めた時に、首の後ろや首から肩にかけて筋肉痛のような痛みが生じる事で首が動かせない時もあります。
朝目覚めた時だけではなく、通勤の時に電車やバスで座っていて首を傾けて眠ってしまっていたり、デスクワークで同じ姿勢が続いてしまってしまったなどでも同じように痛みを生じる場合もあります。
肩こりが普段からひどい方や仕事が忙しくて疲れが溜まっていてなかなか取れない肩も寝違えが起きやすいとも言えます。
寝違えとは、病名ではなく俗称なので、専門的には、急性疼痛性頚部拘縮とも言われたりします。
寝違えは、ほとんどの人が経験したことがあるような日常的な症状で、症状は数時間で改善する軽度な痛みのみが生じるものから、数日にわたって首が動かせなくなるくらいの痛みを生じるものも あり、色々あります。
あまり頻繁に寝違えを起こしているようであれば、首の他の病気も考えられます。
頚椎椎間板ヘルニア、狭窄症、頚椎症なども考えられるので長く症状が続くときは寝違えをと言えども注意が必要です。
一般的な対処法(改善法)
(1)薬物療法
(2)安静
(3)温める
(4)マッサージ
(5)シップを貼る
これらを行う事で一時的に楽にはなるでしょう。首から肩にかけての筋肉が拘縮(硬くなっている)ので原因に対してのしっかりアプローチはできているのでしょうか?
こんな事ありませんか?
- 首を方向に動かしても痛む。
- 首を動かさないでも痛む。
- 腕などにシビレを感じてきたりする。
- 痛む範囲が首から肩へと広がっている
- ひどい頭痛がある。
- 猫背で姿勢が悪い。
- 枕があっていない。
- ソファーで寝てしまった。
普段から気を付けられる事としては
- 正しい姿勢で寝る
- 首や肩のストレッチをこまめにする
- 睡眠時間を十分とる
当院の治療
当院に来院される患者さんのほとんどは、色々な病院や治療院に通ったけれども、思うように改善されなかった方がほとんどです。
よく聞くお話が「治療してもらうと楽なんだけど、また戻っちゃうんだよね」とのお話を耳にします。もちろん注射や痛み止めなどで痛みが治まったとしてもはたしてそれは治ったのでしょうか?
もちろん注射や痛み止めを使って痛みを止めるのが悪いわけではありません。痛みを止めたとしても、痛みが出てきてしまう原因に対してはどうでしょうか?
痛みを感じるのは体が限界になっているサインです。
それを我慢していると体のいたる所に不調が出てきます。
繰り返し同じ動きをしていたり、負担のかかる姿勢を長時間つづけたりと
時間をかけて体は変化していきます。
痛みや辛さが出てきてしまう原因はいいったいなんでしょうか?
それに対しては、何かアプローチをしているのでしょうか?
しっかりと掘り下げて体の事を診ていかないと本当の原因は特定されません。
様々な患者さんを診させてもらうと、特に長年辛さが続いている方や、色々な治療院を通われた患者さんほど、筋肉の緊張が強くなっており、より慢性化して治りづらくなっていることが分かっています。
そこでその筋肉にはり治療をする事で緊張をといたり、血流を改善させ、普段の生活で気を付ける事などもアドバイスさせていただき、ご本人で頑張ってもらう事もありますが、その患者さんそれぞれに合わせて、本来の自然治癒力を発揮できる体に戻していきます。
ぜひ諦める前にご相談ください。